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企業理念

「世界に足りない歯車に。」

人の世界は、今を生きる人々にしか変えて行くことが出来ません。

誰もが自分の人生を生きられる社会。

この命題を実現する為の変革を推進する永久機関として我々の文明が存在するならば企業はそれを構成する幾千の歯車です。

弊社は幾千の企業のひとつとして、「世界に足りない歯車」で在り続ける事を誓います。

社是

疾風知勁草

代表挨拶

弊社の基幹事業である「MATSUKAZE-TUNE」の目標は、先進諸国の成熟市場と、発展途上国の新興市場の双方を含めた、世界市場に対し、パソコンの体感上の操作性を劇的に向上・安定化させる「パソコン倍速技術」を提供することにあります。

それは「道具」であるパソコンにユーザーが求めているのは、如何なる機能より、作業目的を完遂する為に要請される「速度と安定性」に他ならないと、考えているからです。

 

2010年現在、私の手元には、本年度中に世界で運用されているパソコンの総数は13億台に達し、2015年には発展途上国における需要拡大によって、その総数が20億台を超えると予測するデータがあります。2010?2015年の世界人口を凡そ70億人とすると、2015年には人類3人に対して1台のパソコンが地球上にある計算になりますが、このまま普及が順調に進んだ場合、世界人口が90億人に達する2050年には、世界のパソコンの総数は50億に届く事が予想されます。

爆発的なパソコンの普及は、正にこれから始まろうとしているのです。

 

一方で、日本を含めた成熟市場でのパソコンのライフ・サイクルは一般に4?5年と言われていますが、新興市場におけるパソコンのライフ・サイクルは、より長期化することが想定されており、その結果、パソコンの体感上の操作性に対する絶対的不満は、質・量ともに加速度的に増大していく事は確実と思われます。

事実、パソコンの年間国内出荷台数が1300万台超える日本でも、買換需要の背景にある動機の大部分は「動作速度の体感上の低下」にあり、新品購入からわずか4年程度で多くのパソコンが「実用上の不満」を理由に処分されている実態があります。

 

この現実を鑑みると、経済事情によってライフ・サイクルをより長くせざるを得ない新興市場が、将来抱えるであろうパソコン動作遅延に対する不満の程度は、これを解決するサービスに対する、潜在的ニーズの確実性と発展性を、十分に期待させるだけのスケールを有しています。

また、個々のパソコンが、その製造年代やスペック・使用年数に左右されることなく、快適な速度で安定動作する革新的技術を提供できるなら、それはパソコンの普及と比例して拡大する、世界のパソコンの性能格差を埋める「歯車」として機能するサービスとして、高度情報化社会全体の発展に向けた漸進の一助となると信じています。

インターネットとパーソナルコンピューターの普及によって、漸く幕開けようとしている高度情報化社会は、その成熟が極点に達した時、我々の抱える貧困・戦争などの諸問題を抜本的解決に向けて推進する、強力な作用を育む事が期待されます。

 

20世紀は、天才と英雄の世紀であり、政治思想が民衆の運命を支配する熱狂の世紀でした。

21世紀、私達と私達の子供達が生きるこれからの100年は、言うなれば、狂気過ぎ去りし時代に残された、庇護者なき無名戦士の世紀です。あるいはイデオロギーの形骸化による指導者不在の世紀と定義することも可能かもしれません。

それでも私たちはきっと、それぞれが葛藤を抱えながら、各人が立派に難局と戦い、共に力を尽くして、子供たちに時代を繋げていくでしょう。

我々企業のこれからの100年の存在意義は、そんな無名戦士の戦いを、同じ時を刻みながら、必要とされるサービスを提案・提供し、支援し続けていく点に尽きるように思えます。

我々が今後、100年をかけて目指すことになる、高度情報化社会の極点では、情報の共有と透明化によって、共産主義や資本主義が成し得なかった、かつてない公正な社会の実現が予見され、それはきっと、我々の祖先たちが、時に命を擲って望み、遂に手に入れられなかった「希望ある社会」です。

「希望ある社会」。それは、時代や人種の壁を越え、多くの人が共通して抱いてきた人類の「悲願」でもあります。

 

100年後の世界の為に、企業と人にできること。

株式会社松風は、100年後の世界の為に、足りない歯車が何であるかを問い続けながら、志を同じくするパートナーと共に、これからの100年を進んでいく所存です。

 

 

株式会社松風 代表取締役社長 谷口 昭平

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